
こんにちは!いっちー&まちゃおです。
我が家では、認知症を患う義理の母を自宅で介護しています。
認知症の介護の中で、多くの家族が直面するのが「徘徊(ひとり歩き)」の問題ではないでしょうか。
我が家でも、毎日同じ時間になると始まる「帰らなくちゃ」の言葉と、隙を突いて外へ出ようとする義母との壮絶な知恵比べの日々がありました。
今回は、我が家が実際に経験した義母の徘徊の「4つの変化の段階」と、最終的に行き着いた対策について、リアルな体験談をお話しします。
1.はじまりは、毎日の「帰らなくちゃ」
ある時期から、義母は毎日同じ時間になると「帰らなくちゃ」と言い始めるようになりました。
ここが自分の家であるという認識が、夕方になると薄れてしまうのです。
最初は、外に出られないようにと家中の鍵に対策を施しました。
しかし、外に出られないと分かると、今度は家の中を不安そうにぐるぐると歩き回り、「帰らなくちゃ!」と大騒ぎするように……。
さらに、私が少し目を離した一瞬のスキを突いて、まるで隠れるようにして外に出ようとする姿を見て、「家の中に閉じ込めるだけでは限界がある」と痛感しました。
そこで私は、「危険がないように、後ろからついて歩く」という方法をとることにしたのです。
一緒に歩く中で、義母の症状は4つの段階を経て変化していきました。
2.義母の徘徊に見られた「4つの段階」

後ろをついて歩く中で、義母の「道迷い」のパターンが明確に変わっていくのが分かりました。
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【第一段階】決まったルートを歩けば落ち着く
最初は、いつものお決まりのルートをぐるっと歩いてくると、本人なりに満足するのか、落ち着いて家に戻ることができていました。 -
【第二段階】ルートが外れると迷子になる
何かのはずみでいつもと違う角を曲がってしまうと、もう自分がどこにいるのか、どこへ行けばいいのかが分からなくなり、ただひたすら歩き続けてしまうようになりました。 -
【第三段階】暗くなると、明るい方へ吸い寄せられる
日が短くなり、あたりが暗くなってくると、暗闇への不安からか、街灯やお店の看板など「明るい方向」に向かって足が勝手に進んでしまうようになりました。 -
【第四段階】自宅の目の前でも、我が家が分からない
最終的には、家から一歩外に出てしまうと、たとえ自宅のすぐ目の前に立っていても「ここが自分の家だ」という認識ができなくなってしまいました。
3.ついに警察のお世話に。そして行き着いた対策
後ろをついて歩くようにしていても、介護は24時間365日続きます。
ほんの少しの油断から、義母が一人で外に出てしまい、これまでに2回、警察にお世話になりました。

連絡が来るまでのあの血の気が引くような焦燥感と恐怖は、今思い出しても胸が苦しくなります。
「もう人間の目だけで見守るのは不可能だ」
そう限界を認めた我が家が、最終的に導入したのが「GPS付きの靴」でした。
最初は文明の利器に頼ることに迷いもありましたが、結果として、これを履かせるようになってから、万が一外に出てしまっても居場所が分かるという「心のゆとり」が生まれました。
まとめ:今、同じ悩みを抱えているあなたへ
認知症の徘徊は、本人は決して悪気があって歩いているわけではなく、「帰りたい」という切実な不安から動いています。
だからこそ、頭ごなしに止めることは難しく、介護する側がボロボロになってしまいがちです。
鍵を閉めてもすり抜けてしまう、ついて歩くのも限界……。
もし今、そんな風に追い詰められている方がいたら、どうか一人で抱え込まず、GPSなどの便利なグッズや、警察・地域の手を借りることをためらわないでください。
我が家のこの経験が、今まさに夕方のチャイムに怯えている介護者の方の、少しでも参考になれば幸いです。
介護の大変さは、実際に携わってみないとわからない事ばかりです。
我が家が救われたGPSの選び方や、使える補助金についてはこちらの記事で詳しくまとめてみました。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回の更新時も、よろしくお願いします。
いっちー&まちゃおでした。
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