2024/11/13
石油は、私たちの生活に欠かせないエネルギー資源です。
しかし、石油資源は有限であり、枯渇が懸念されています。また、石油の燃焼は、二酸化炭素排出による地球温暖化の原因にもなっています。
そんな中、注目を集めているのが、水と空気から石油を作る技術です。まるで夢のような話ですが、現在、日本を中心に世界中で研究開発が進められています。
いっちー&まちゃおです。
今回も、よろしくお願いします。
そこで注目を集めているのが「ドリーム燃料」です。
ドリーム燃料は、水と二酸化炭素から作られる人口石油でです
従来の石油燃料に比べてCO2排出量を大幅に削減できます。
今回は、そんな夢のような燃料、ドリーム燃料の作り方についてご紹介します。
sponsored link
水と空気から石油を作る技術
- 人工光合成:
太陽光を使って、水と二酸化炭素から石油を作る技術 - 太陽光発電:
太陽光で作った電気を使って、水を電気分解し、水素と酸素を作る。 - ドリーム燃料:
水と二酸化炭素から合成燃料を作る技術
水と空気から石油を作る技術が実用化されれば、石油資源の枯渇問題や地球温暖化問題の解決に大きく貢献することが期待されています。
ドリーム燃料の作り方
水と空気から石油(ドリーム燃料)つくる
水と言っても普通の水ではなくラジカル水なるものを使います。
ラジカル水とは、炭酸ガス(CO2)の超微細気泡と特殊光触媒から作る活性化水です。
ラジカル水は、半導体等の精密洗浄水にも適しています。
水使用量の削減で、洗浄コストの大幅削減が期待され、廃液処理費用の削減や環境にやさしいというメリットもあります。
原理としたは、ラジカル連鎖反応によって水のH2OからHを供給し空気中のCo2からC供給し
石油は炭素Cと水素Hが化合したもCHが増えていくという原理なのです。
ラジカル水に種となる石油を混合することで、石油を製造することができます。
この方法は非生物的石油生産であり、材料が枯渇することも事実上ありません。
ドリーム燃料のメリット
ドリーム燃料は、水と二酸化炭素から作られる合成燃料であり、従来の化石燃料に比べて多くのメリットがあります。
環境へのメリット
- カーボンニュートラル:
燃焼時に二酸化炭素を排出しますが、製造過程で同量の二酸化炭素を回収するため、カーボンニュートラルを実現できます。 - 排出ガスが少ない:
硫黄酸化物(SOx)や窒素酸化物(NOx)などの排出量が少なく、大気汚染の抑制に貢献できます。 - 廃棄物少ない:
燃焼後に残る灰などの廃棄物が少なく、環境負荷を低減できます。
経済・社会へのメリット
- エネルギー安全保障の強化:
国産の資源である水と二酸化炭素から作られるため、エネルギー自給率の向上に貢献できます。 - 新たな産業の創出:
ドリーム燃料の製造・販売・利用に関する新たな産業が創出され、経済活性化に貢献できます。 - 既存インフラの活用:
従来の石油やガソリンのインフラをそのまま利用できるため、導入コストを抑えることができます。
その他
- 安定供給:
水と二酸化炭素が原料なので、安定供給が可能です。 - 高エネルギー密度:
従来の化石燃料と同等のエネルギー密度を持ち、長距離輸送にも適しています。 - 安全性:
従来の化石燃料と同等の安全性と取り扱いやすさを備えています
参考情報
京都大学の今中名誉教授は、 水(H2O)と空気(CO2)から、 石油(CH炭化水素)を造ることに世界で初めて成功。
その名を、ドリーム燃料と言います。
大阪府もこの実証実験に取り組んでいるいるようです。
詳しくは、YouTubeで動画も配信されたいます。
まさにドリームこの夢のような石油が実用化される日が楽しみです。
最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。
今回は、これで終了です。
次回の更新時も、よろしくお願いします。
いっちー&まちゃおでした。
この記事が良いと思えたらポッチと応援してね!
今後の励みになりますので、よろしくお願いします。