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除夜の鐘 なぜ108回鳴らすのか?その意味…

time 2021/12/31

除夜の鐘 なぜ108回鳴らすのか?その意味…

大晦日、お寺で年末といえば、「除夜の鐘」

今の世の中、除夜の鐘は新年を迎える向けてのカウントダウン的な感じでとらえている人も…

除夜の鐘は何回鳴らすかと言えば、108回鳴らします。

なぜ108回なんでしょうね…


いっちー&まちゃおです。
今回も、よろしくお願いします。

ただなっているのを聞いているより意味を知って除夜の鐘を聞けば「なるほど」と考え方が変わるかも、知れませんよ。

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除夜の鐘を鳴らすのか…

除夜の鐘の徐と言う字は、除くという字を書きますよね

私たちの苦しみの原因となっている煩悩を除くのが、除夜の鐘の「徐」です。

仏教の考え方には「輪廻」と言う言葉があります。

輪廻とは私たちの人生で今起きている事なんです。

例えば


恋愛でダメな男に当たってしまった…

もう二度とあんな行為はしないぞ思いつつも。

また、同じことを繰り返してしまう事があります。

その苦しみを生み出すエネルギーの源は「煩悩」なのです。

その自分の中の苦しみの種「煩悩」を取り除くためにもエネルギーが必要な訳です。

1年の最後に煩悩を取り除くエネルギーが除夜の鐘なんです。

なぜ108回鳴らすのか

私たちが生きている時に色々と苦労したりする事が、あったりしますよね。

それを表す言葉に「四苦八苦」と言う言葉があります。

四苦とは

仏教では、人生の苦しみを、大きく4つ「生」「老」「病」「死」に分けたものを「四苦しく」といいます。

八苦とは

四苦に付随して出て来る苦しみ

「生」「老」「病」「死」「愛別離」「怨憎会」「求不得」「五陰盛の八つの苦しみが「八苦」といいます。

これを数字に置き換えると四苦は、4×9 八苦8×9

すなわち四苦36と八苦72を足すと108になるわけです。

まさに煩悩の数と同じです。

まとめ

除夜の鐘のついた時の音は仏様の声だそうです。

1回鳴るたびに一つの煩悩が除かれていくわけですから鐘の音の聞き方も、ただ鳴っているじゃなくなるかも
しれませんね。

最後まで読んで頂き、ありがとう御座いました。
今回は、これで終了です。
次回の更新時も、よろしくお願いします。
いっちー&まちゃおでした。

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